【新たな可能性】休眠ママ美容師の現状と支援事務局

こんにちは!

「材」でサロンの困ったを解決する

グローバルニットの郷です。


 前回は、【コロナ対策】美容業で活用できそうな経営支援制度でした。

まだ読んでない方がいらっしゃいましたら、是非読んでみて下さい。

 さて、様々な業界で人材不足が叫ばれていますが、美容業界もその波の真っ只中。


 スタッフが足りない・・・

 採用活動をしてもうまくいかない・・・


 と悩んでいるサロン様。「休眠美容師」をご存じですか?


 休眠美容師とは、「美容師免許を取得しているがサロンで働いていない」美容師のこ

とです。休眠美容師には様々な理由の方がいますが、主な原因の1つは「女性の結婚や

出産等の人生の節目」で離職をし、そのまま期間が空いてしまっていることです。今回は

そんな「休眠ママ美容師」と、支援する事務局についてスポットを当てていきます。


 休眠ママ美容師の中には復職を望む方が多くいるのですが、躊躇する方が多いのも現状。

しかし、過去にサロン勤務経験があるというのはとても大きなメリットがあります。

 今回、美容師復帰へのサポートを行なっている「MAMASTA!プロジェクト事務局」にご協

力頂き、お話を伺いました。


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目次

Q1.「MAMASTA!プロジェクト事務局」とはどういったところですか?

Q2.具体的に、どのような点が復帰しづらいと感じていますか?

Q3.「MAMASTA!プロジェクト事務局」では、どのような支援を行なっていますか?

Q4.ママ美容師を採用するメリットはどんなところにあると思いますか?

まとめ

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Q1.「MAMASTA!プロジェクト事務局」とはどういったところですか?

 ママ美容師が自信をもって復職できる仕組みを作っています。それをきっかけにママにな

っても美容師を続けられる環境にしていきたいと考えています。

 MAMASTA!では現在約100名の方が会員になっており、まだ復職をお考え中の方、復職

に向けて練習している方等様々な方がいらっしゃいます。しかし、本人達は復職への壁を感

じているようです。

 

Q2.具体的に、どのような点が復職しづらいと感じていますか?

 主に2つの面での悩みがあります。

 1つ目は技術面。ブランク期間が長くなるほど自分の技術力に不安を覚えます。カットの

スピードや質はもちろん、カラーやパーマ、流行りのトレンドについても同じです。

 2つ目に働き方。育児の手が少し離れるタイミングで復職を考えるのが一般的ですが、それ

でも幼稚園や保育園の送迎、小学生でも年齢的に一人でお留守番できない等、お子様への不

安はもちろんあります。そのため、パートとして時短での働き方を望む方が多いです。そん

な中、「自分だけ早く帰ること」「土日勤務が難しい」という職場の方の理解を得られるか

ということや、「お子様が熱が出で急なお休みをお願いしたい」、「何かあったときにすぐ

に駆け付けられるようにしたい」等、給与面よりも柔軟な対応がOKとしてもらえるか、とい

ったことが悩みです。


Q3.MAMASTAではどのような支援を行なっていますか?

  現在はコロナ禍の影響で自粛をさせて頂いていますが、現場でのブランクの解消を

するため、カット・カラー・パーマ等のレッスンをする「ママスタスクール」を行なってい

ます。

 また、随時就労相談を受け付けております。復職を考えている方にはご希望を聞き、グロ

ーバルニットにサロン紹介を依頼しています。



Q4.ママ美容師を採用するメリットはどんなところにあると思いますか?

 子育ての経験から責任感が強い方が多く、また、もともと現場で接客をしていた経験か

ら、お客様対応の良い方が多いと思います。

 そして、お客様がママさんの場合、お子様のことや日々の髪のケア等の会話をすること

で、共通した主婦層のお客様も取り込める点がメリットだと感じています。


まとめ

 今回は「休眠ママ美容師」の現状と、その支援を行う事務局について取り上げました。い

かがでしたでしょうか。人材不足が叫ばれる中、求人サイトを使うなどの一般的な採用活動

をすることに加え、こういった支援をする団体の話を聞いてみることも選択肢を増やす1

つになるかもしれません。

 「MAMASTA!プロジェクト事務局」のHPはコチラから!是非お問い合わせください!

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